私は元彼と別れて2年くらいが経ちました。普段の生活では出会いがないので、出会い系に登録してみました。
定期的に飲みに行けるような飲み友達が欲しいと思っていました。その先は、話が合うとか、感覚が合うとかがキーになると思っていました。
出会った男性がセコいことを言い出した
出会い系で出会った男性は、マメにメッセージを送ってくれました。話も面白く、好きな食べ物のことや好きなバンドのことで盛り上がりました。
話が盛り上がったので、実際に会うことになりました。楽しくランチを楽しみ、おしゃべりを楽しみました。
後日、また会おうと連絡がありました。今度は晩御飯を楽しもうと言うのです。
夜に会うとなれば、当然Hが目的なのでしょう。私は男性に対してプラスのイメージだったので、Hも含めて会うことをOKしました。
すると、男性は途端にセコイことを言いだしました。
男性の家と私の家は離れていて車で1時間くらいかかります。私を迎えに行って、送るとなると二往復になるので、ガソリン代がもったいないというのです。
私の家で落ち合えば、一往復で済むし、ホテル代もかからないので、私の家で会いたいと言うのです。
セコイなと思いました。まだ恋人でもないのに、私の家をホテル代わりに使おうとする厚かましさ、ガソリン代とホテル代もケチるセコさ。
ですが、私は何でも男性が支払うのは当たり前だと思っていないし、送り迎えも必要とは思っていませんでした。
しかし、私の家がわかってしまうのはリスクが高いと考えたので、車が止められないなどとウソの言い訳を言って、私の家を知らせないようにしました。
そこで、男性と私の家の中間で会うことにして、食事の後、ホテルへ行きました。
男性の頭の中はHのことしかなかったのでしょう。待ち合わせ場所から近いラーメン屋に入って、ささっと食事を済ませました。
ホテルでもマッチョ自慢などウザかった
ラブホテルが立ち並んでいるエリアに車を走らせ、一番安いホテルを選んで入りました。
その男性は、私が汗をかいているのが嫌だったようです。これは好みなので、仕方がないのかもしれませんが、夏に家から待ち合わせ場所まで移動して、ラーメンを食べれば誰でも汗をかきます。
男性は汗が嫌いですが、シャワーを浴びてしまうと時間を延長しなくてはならないので、シャワーを浴びさせてもらえませんでした。
男性はガテン系の仕事をしていて、普段はサーフィンなどが好きなのだそうで、体に自信のある、マッチョなタイプでした。
そのため、イチイチ「俺の胸の筋肉凄いでしょ」とか「腹筋割れているんだよ」とか自慢してくるのです。
私はマッチョタイプに興味はなかったので、「そうだね」くらいの薄い反応しかしないと、不満だったらしく、何度も「腕の筋肉も凄いからね。お姫様抱っこも何でもないんだよ」と私が「凄いね!」と言うまで言い続けました。
男性は私の汗が嫌だったので、私を口で愛撫することはありませんでした。キスはするものの、手や指でごまかされました。ですが、男性は「俺はデオドラントシート使ってるから」と言って、口での奉仕は求められました。
体力に自信のある男性だったので、男性のモノは大きいほうではありませんでしたが、体力にものを言わせて、あれこれと試していました。お互い心地よかったと感じられたので、良かったなと思いました。
冷めた男で最後までセコかった
しかし、余韻のためにぼんやりしてしまった私をベットに残し、ピロートークもないままに、男性はそそくさとシャワーに行きました。
終わったら、賢者タイムになってしまう、冷めたタイプだったのです。
私も男性がシャワーから出た後で、シャワーを浴びました。
部屋に戻ると男性はすっかり片付けていて、帰る準備をしています。
お会計をする段になって、男性は「〇〇円ね。あ、あと細かいのある?」と言われました。
一番安いラブホテルを選んで、割り勘どころか私に多く払わせたのです。
私が、ぽかんとしていると「送り迎えするんだから、ガソリン代を請求する代わりにホテル代で清算するね。」と言われました。
これまで私は何人かとラブホテルへ行ったことはありますが、ホテル代を請求されたのは初めてで呆れてしまいました。
しかし、ここで揉めるのも大人げないなと思ったので、言われた額を男性に渡しました。
後日、男性から「次はないね。」と一方的に別れを告げられました。
私は呆気にとられましたが、またホテル代を請求されるのも嫌だったので、別れてよかったなと思っていました。
ところがその1週間後に、その男性からSNSのDMに「会いませんか?」とメッセージが来たのです。
私のSNSをちゃんと読めば同一人物だとわかるハズなのに、SNSを読みもしないでメッセージをしてくるいい加減さ。
きっと男性は、女なら誰でもいいのでしょう。ちゃんと付き合う気持ちもなく、一度楽しんだら、次の女性を楽しみたいのでしょう。
誰でもいいから欲求を満たしたいのであれば、フーゾクに行けばいいことです。お金をかけずに欲求を満たしたいというセコさに呆れて、黙ってブロックしました。